【子どもの健やかな成長を願う、日本の美しい伝統「つるし雛」】 つるし雛は、江戸時代から伝わる日本ならではの美しい風習です。古くは、裕福な家庭ではお雛様を飾っていましたが、そうでない家庭では、子どもの健やかな成長や幸せを願って、端切れを使って人形や縁起物を作り、それを吊るして飾ったのが始まりとされています。 最近では新しい命の芽生えを祝い、家族は勿論、親せきやご近所さんから頂いた縁起物をつるして祝うという地域もあるようです。 一つ一つの飾りには、親が子を思う深い愛情と、様々な願いが込められています。 「猿っ子」：厄が去る（猿）ように 「巾着」：お金に困らないように 「這い子」：健やかに成長し、災厄から身を守るように 「桃」：魔除け、長寿の願い 「蛤」：夫婦円満、貞節の象徴 など、それぞれのモチーフに意味があり、それらを手間暇かけて作り上げ、吊るすことで、子どもの健康と幸せを願う親の心が形になります。 現代では、お雛様と一緒に飾ることで、より一層華やかで温かいひな祭りを演出するアイテムとして、また、出産祝いや初節句のお祝いの品としても喜ばれています。 全長:約113cm、傘直径:21cm 全ての小物類が手作りで出来ているため、お届けする品物が、画像と柄やサイズ感などが違う場合があります。 予めご了承ください。